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モンテヴェルディ マドリガーレ集第9巻『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』&『薄情な女たちのバッロ』~戦いと愛のマドリガーレ~
MONTEVERDI Il Nono Libro dei Madrigali, "Madrigali e canzonette a due e tre voci" (1651) & Madrigali guerrieri e Amorosi "Ballo dell'ingrate"

ラ・フォンテヴェルデによる日本初のモンテヴェルディのマドリガーレ全集! 6年の歳月をかけた渾身のアルバム最終章は マドリガーレ集第9巻『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』! 『薄情な女たちのバッロ』も同時収録!

鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」。6年の歳月をかけたモンテヴェルディのマドリガーレ全集、そのアルバム最終章はマドリガーレ集第9巻『2声と3声のマドリガーレとカンツォネッタ』と、第8巻『戦いと愛のマドリガーレ』より『薄情な女たちのバッロ』を収録。ここに完結いたします!
日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!
モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1651年の第9巻に至るまで、彼は実に半世紀以上の年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。第9巻は1630年頃流行した舞踏歌と同じスタイルの三重唱が多数でその多くが有節歌曲です。巨匠のライフワーク、今ここに完結いたします!

【曲目】
《CD1》
1. Bel pastor
すてきな羊飼いさん
2. Zefio torna
西風が戻り
3. Alcun non mi consigli
誰も私に忠告しないように
4. Di far sempre gioire
愛の神は常に、楽しんでもよいと
5. Quando dentro al tuo seno
お前の胸に
6. Non voglio amare
愛したくない
7. Come dolce oggi l'auretta
今日、そよ風はなんと甘く
8. Alle danze, alle gioie, ai diletti
踊りへ、喜びへ、楽しみへ
9. Perche se m'odiavi
なぜ、僕を嫌ってたのに
10. Si, si, ch’io v’amo
そう、可愛らしく美しい
11. Su, su, su, pastorelli vezzosi
ほらほら、幼く愛らしい羊飼いたちよ
12. O mio bene, o mia vita
愛する人よ、命の人よ
《CD2》
Madrigali guerrieri e Amorosi "Ballo dell'ingrate"
戦いと愛のマドリガーレ『薄情な女たちのバッロ』

【演奏】
《CD1》
ラ・フォンテヴェルデ
ソプラノ: 鈴木美登里、染谷熱子
メゾ・ソプラノ:布施奈緒子
カウンターテナー:上杉清仁
テノール:谷口洋介、中嶋克彦
バス:小笠原美敬
リュート/バロック・ギター:金子浩
バロック・ハープ:伊藤美恵
チェンバロ:上尾直毅
《CD2》
プルート:小笠原美敬
ソプラノ: 鈴木美登里
愛の神:染谷熱子
薄情な女:森川郁子
地獄の霊たち:上杉清仁、谷口洋介、中嶋克彦、小笠原美敬
4人の薄情な女たち:森川郁子、染谷熱子、鈴木美登里、上杉清仁
ヴァイオリン:若松夏美、荒木優子
ヴィオラ:成田寛、佐藤駿太
チェロ:山本徹
ヴィオローネ:西澤誠治
リュート:金子浩
バロック・ハープ:伊藤美恵
チェンバロ:上尾直毅

【録音】
録音時期:2013年10月7-9日、2014年9月21-23日、2016年5月15-18日、2017年5月15-18日、9月11-14日、2018年4月8-10日、6月23-25日、12月4-6日
録音場所:埼玉県、秩父ミューズパーク音楽堂
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
録音担当:櫻井 卓
レコーディングディレクター:鈴木 秀美
パッケージアート:Masami Masuyama (M2-design)

Special thanks to:
Nahoko Gotoh (English translation)
Kinoene
Mihoko Moriya