鈴木美登里

Midori Suzuki, soprano


京都市立芸術大学声楽科及び同大学院修了。京都音楽協会賞受賞。在学中より古楽の分野に興味を持ち研鑽を積む。兵庫県芸術文化海外留学助成金を受けオランダに留学。アムステルダム古楽アカデミーにおいてバロック期の声楽曲をM. vanエグモント氏に、ブラバント音楽院において、グレゴリオ聖歌からバロック期に至る声楽アンサンブルをR. スチュワート女史に師事。ディプロマを取得して卒業。「ラ・プティット・バンド」「バッハ・コレギウム・ジャパン」その他のソリスト、またアンサンブルのメンバーとして日本国内及びヨーロッパ各地、中国、中南米などのコンサート及び録音に参加。新日本フィル、名古屋フィル等のオーケストラにソリストとして客演。またベオグラード現代音楽コンクールで入賞、アムステルダムのガウデアムス現代音楽フェスティバルに出演した。
2002年に声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」(La Fonteverde)を結成し、初期バロック期のマドリガーレ及び、ソロ声楽曲の研究に力を注ぎ、コンサートや講習会など積極的な活動を展開している。