上杉清仁

Sumihito Uesugi, contra tenor


高知県出身。高知大学卒業。同大学院修了。東京藝術大学大学院古楽科修了。同大学院修了。東京芸術大学大学院古楽科博士後期課程を修了し、博士号(音楽)を取得。スイス・バーゼル音楽院スコラカントルムに留学し、ゲルト・テュルク、アンドレアス・ショル両氏のもとで研鑽を積んだ。これまでに、声楽を小原浄二、野々下由香里、伊原直子、戸田敏子、P・コーイ、R・ブレイズの各氏に、またバロック歌唱装飾法を故大橋敏成氏に師事。2000年古楽コンクール(山梨)において最高位受賞。伴わせて、『蔵の街』音楽祭賞を受賞し、その記念リサイタルを行い好評を博す。しなやかな美声と的確なテクスト理解による劇的表現には定評がある。発声学や発声解剖学にも造詣が深く、発声指導者としての評価も高い。日本声楽発声学会、日本音声医学会員。昭和音楽大学講師。